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V字研メルマガ vol.209「自分らしく居られる居場所はあるか?」

2017年3月31日 / 11時06分

私事で恐縮ですが、今日は自分の54歳の誕生日。
そして、会社も無事に第3期を終えるところです。
そこで、自分のライフワークについて書いてみました。

先日、横綱・稀勢の里の逆転優勝しましたが
その敵役となったのは大関・照ノ富士です。
彼が14日目の琴奨菊戦後に会場からやじられた言葉が
ヘイトスピーチではないかとネット上で話題になっています。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/27/terunofuji-hochi-report_n_15633468.html

そのヤジは「モンゴルへ帰れ」です。
照ノ富士は琴奨菊戦で立ち合いに変化して勝ちました。
正々堂々とした勝負ではなかったのでそう言われたでしょう。

しかし、このヤジはいただけません。
とりわけ私は、この「帰れコール」に苦い思い出があります。
小5のとき静岡から岐阜に転校した時、
岐阜の同級生から「静岡に帰れ」と言われたからです。

「お前は〇〇に帰れ」と言えるのは
昔からそこにいた人の特権です。
これだけは後から来た人間には、どうにもならないことだから、
先にいた人にそうと言われるととても悔しい思いをします。

それがわかっているから、普通の人は、
たとえ相手が憎らしくてもそんなことは言いません。
ところが、それを口にする人がいます。

「生まれや所属」という根っ子のところを語らないと
自分のアイデンティティが保てない人です。
「自分は日本人だ、ここは日本だ、外国人は出ていけ」と
口に出すのは、出身で自分を守るしかないとても弱い人です。

このことはビジネスも同じです。
「俺は親会社だ。お前は下請けだから言うことを聴け」
「俺は本部だ。お前は地方支店だから言うことを聴け」
「俺は正社員だ。お前は派遣だから言うことを聴け」
「俺の事業部は黒字だ。お前の事業部は赤字だから黙れ」
など、自分の生まれや所属をカサに威張る人は多数います。

そんな「追いやられた存在」が生き抜く方策は
一つしかありません。
安心していられる自分たちの居場所を自分たちで創ることです。
組織の中で、マーケットの中でわが社の居場所を創るのです。

ここで言う居場所とは、
「この仕事はあの会社しかできない。あの会社なら大丈夫」
「この商品はあの会社が一番だ。あの会社の商品を買おう」
と、強く必要とされる存在になることです。

大相撲で言えば、白鵬のように「大横綱」になることです。
日馬富士のように「幕内最軽量で綱を張る」ことです。
あるいは40歳を超えても幕内で相撲をとり取り続けた
旭天鵬のような「愛されキャラ」になることです。
彼らをモンゴル出身だからどうこう言う人はいません。

つまり、独自化です。独自性を発揮し、
誰かにためになくてはならない存在になろうと
頑張っている人や会社を見ると
私はとても嬉しくなるし、応援したくなります。

企業であれば、特定の客層をよく理解し、
「あなたからしか買わない」「あなたにしか頼まない」と
言われるような商品、サービスを開発することです。

地方支店や赤字の事業部門であれば本社が
「何をしているのか教えてください」と
学びに来るくらいの業績を連発することです。
そして、そのやり方を全社標準に変えてしまうことです。

つまり、「出る杭も大きすぎれば打たれはしない」状態に
持っていくというコトです。

先日、ある大手建設会社の大阪支店で
西日本の幹部を集めた研修を行いました。
本社が東京で、東京主導の人財育成計画のある会社です。
しかし、本社の計画はとてものんびりしたもので
「そんなにゆっくり育成していたら、西日本は潰れてしまう」と
西日本の責任者は強い危機感を抱いていました。

そこで「西日本は西日本独自で教育する」と考え、
研修の独自企画を進めたのです。
その姿勢を意気に感じた私は、
とても楽しくお手伝いさせていただきました。

このような「危機意識」や「意地」が独自化の源です。
そしてこのような会社やチームを応援しているうちに
いつしか「落ちこぼれに居場所を創る」が
私のライフワークになりました。
すべては、小5の点工事の「帰れ」から始まりまったのです。

今回の照ノ富士へのヘイトスピーチは、
異郷で人一倍頑張っている身には辛いことだったと思います。
この悔しさをバネに、二度と「帰れ」などと言われない
独自の居場所を創って欲しいと思います。

 

V字研メルマガ vol.208「『持っている人』に共通する習慣とは?」

2017年3月28日 / 14時39分

横綱稀勢の里の逆転優勝、凄かったですね!
まさか照ノ富士に2つ続けて勝つなんてビックリ!
多くの日本人がそうであるように、
私もTVの前で、歓声を上げて号泣してしまいました。

優勝決定戦のときの仕切りから、
気力がとても充実していて「負けたらどうしよう」とか
肩がどうとか微塵も考えていないのが伝わってきました。

稀勢の里は翌日のインタビューで
「15日間土俵に上がるのが横綱の務め」と答えています。
「責任を果たす」という当たり前の思いが、
結果的に大逆転に結びつきました。

責任を果たす気持ち=諦めない気持ちが大事ですね!
ファンの誰かが「稀勢の里、持っているね~」と
言っていましたが、元から持っているのではなくて
そのような気持ちを持っている人には
必ずチャンスが訪れるし、
それを意地でもモノにする強い根性があるのでしょう。

このことは経営でも同じです。
先日も、コンサルの中でそれを感じる瞬間がありました。
私の新商品企画の指導は、
売れるアイデアを出すことが全体の80%です。
アイデアがしょぼいと、そのまま「実り無し」となります。

今どき、「良い研修でした」で満足して言い訳がありません。
指導の最終回には、社長の前でプレゼンもしていただきます。
ですから、アイデアが出るまで続けます。
「出るまでやる」「出し続けていれば、必ず正解に辿りつく」
を信条に指導しています。

現在、ある設備係のユニットメーカーで指導しています。
そこで20代の若手社員が
大変面白いアイデアを出してくれました。

機密保持の関係で詳しくはお伝えできませんが、
彼が思いついたのは
「コンビニのこんなところに、
うち部品が役に立つのでは…」ということ。

それを聴いた時に、確かに面白いと思えたので
「早速、見込み客に提案に行こう!」と指導しました。
彼はそれまで8つのアイデアを出していましたが、
客先に行ってみたら、と思えたのは初めてでした。

先輩社員の手ほどきを受けて、
実際に彼は見込み客先に出かけました。
相手はコンビニに設備を入れている上場企業です。

そしたら、なんとビンゴ!でした。
たまたまその見込み客が試作品製作に
取り掛かるタイミングにぶつかったのです。
彼が「うちにはこんなユニットがあります」と提案したところ、
「こういうのを探していました。
早速搭載できるか検討してみましょう!」となったのです。

彼の報告を聴きながら先輩社員が
「君、凄いよ~素晴らしい幸運だね!」とたたえていました。
実は同じようなアイデアは、
一緒に研修を受けている先輩社員も持っていました。
そして、数年前にその見込み客に提案に行ったことがありました。

しかし、その時は「必要ない」と言われて帰ってきました。
この情報は今回の彼にも事前に伝えられましたが、
「当時と今ではいろいろ進化しているからニーズが違うかも」
という前提で、今回のチャレンジとなったのです。

この事実の前に諦めていたら、
こんなチャンスは訪れませんでした。

実はこの幸運には名前がついています。
「セレンディピティ」といいます。
ネット上では次のように紹介されています。
http://serendipity-japan.com/aboutserendipity

昨日まで、全く縁のなかったお客様突然見込み客となります。
さらに、そのお客様が展開している市場が
そのまま有望な新規市場となる。
今回の場合は、コンビニ市場が、
私の指導先の見込み客となったのです。

日本でも「犬も歩けば棒に当たる」という諺がありますが、
このようなチャンスを引き寄せたのは、
20代の社員の諦めない心によるものです。
それが、コンビニ市場という大きな希望の扉を開いたのです。

諦めずに続けることが「持っている」につながるだと、
稀勢の里だけでなく、指導先の20代の若者にも
教えていただきました。

間もなく、新年度が始まりますが、
一度立てた目標は、その実現に向けて、
最後まで諦めずにやり続けたいと思います。

 

V字研メルマガ vol.207「WBC敗退に学ぶ海外で成功する方法」

2017年3月27日 / 16時53分

WBCの日本代表、惜しかったですね!
優勝した米国をあと一歩まで追い詰めましたね。
決勝がワンサイドゲームだったことを思うと
日本VS米国が事実上の決勝戦だったと思います。

日本代表は一戦ごとに強くなりました。
「一戦ごとに強くなる」と言う表現は
高校野球などチームが幼い時に用いられる表現ですが
予選から6連勝して得た自信が伝わってきました。

さて、一般に「あなたにその壁にぶつかるのは、
あなたにはそれが解決できるからだ」と言われます。
例えば私は「この国の財政赤字を何とかしろ!」なんて
オファーは来ません。
「節税のアドバイスをして」なんてオファーもありません。

しかし「この事業の業績を回復したい」とか
「こんな目的の研修を企画してください」等のオファーは来ます。
それは、私にはその課題を解決できるからです。

WBCで日本代表が米国代表と対戦できたのは
日本代表がそれだけの力を付けたからです。

ただし、その壁を克服するのは簡単ではありません。
米国投手陣の曲がる速球を観ていると、
あれ打つのは至難の業だとわかります。

特に米国戦8回の日本の4番・筒香選手の当たりは
HR級の当たりに見えたのだけど、スタンドには届かず。
それだけ球質が違うのでしょう。

そんな中、こんな球を3000本も打った
イチロー選手の凄さを改めて思います。
彼は雑誌『Number』のインタビューで次のように語っています。

日本では「1、2、の3」のリズムで打っていた。
「の」を加えるために、振り子打法を採用した。
ところが大リーグでは球が速いので
1、2、の、3のリズムでは打てない。
そこで「1,2,3」のリズムで打てるように
フォームを修正し「振り子打法」をやめました。

日本の強打者がそのようなタイミングを
ほんの数日でマスターするのは難しかったことでしょう。

また、菊池選手と松田選手がエラーやファンブルをし、
それが相手の得点につながりました。
名手のミスは土や芝に慣れていないから起きたことでしょう。
アウエーのむつかしさだと思います。

こうしたことは経営も同じです。
企業の実力向上に伴い、
国内外の新市場で戦う会社が増えています。
が、その場所でイチロー選手のように長く活躍し続けるには
トライ&エラーを繰り返しながら
環境特性を理解するための時間が必要だと思います。

例えば、海外に日本酒を売り込む試みが盛んに行われています。
このとき、多くの日本人が法被を着て、
桝を使って日本酒をPRしています。

その姿を、海外に日本酒を売り込んで成功した
「獺祭」の旭酒造はおかしい、と指摘します。
海外には、海外での酒を飲むスタイルがあります。
獺祭はそれに合わせ、
タキシードを着てシャンパングラスに注いでPRします。
相手の文化に合わせなくてどうする、という考え方です。

法被に桝なんて、今は日本人でもまずやらない飲み方です。
欧米ではソムリエの協力があってこそ酒は普及します。
それを「日本酒と言えば、これ」という固定概念で伝えても、
法被や桝を持っていないソムリエには伝わらないのです。

LIXILが欧州市場に進出するときは、
ドイツの水栓メーカーのグローエを買収しました。
「グローエのデザインとLIXILの技術を融合」したら
同社は売上が飛躍的に伸びたちと語っています。

いくら技術が高くても、デザイン的に指示されなければ
毎日使う設備品は指示されません。
まして、女性が購入決定権を握る商品は、
技術より感性に訴える必要があります。
そこを適合したからこその成功だといえるでしょう。

新市場に適合するにはイチロー選手がそうであったように
何度もトライ&エラーを重ねる必要があります。
さらに獺祭やLIXILのように
良いパートナーを得ることは欠かせません。

来期、新市場進出を目指している会社であればなおさらです。
難しい課題だと思われても、まず一歩踏み出しましょう。
結果を焦らず、じっくり環境に適応するための
準備時間&予算を確保してくださいね。
その課題は「あなたが解決できるからこそ現れた課題」なのですから。

 

V字研メルマガ vol.206「自分の仕事をエンタメ化する方法」

2017年3月21日 / 22時10分

年度末を迎え、お客様の成果発表会が相次ぎます。
昨日は、新商品開発を指導している顧問先の発表会でした。
来週も別の顧問先で発表会があります。
どんなアイデアが出るか今からワクワクしています。

新商品開発の発想法は簡単で、自社の技術を使って、
いかにしてニッチ市場でトップシェアに立てる
いわゆるニッチトップになれる事業案を探すかです。

ニッチ市場を狙うということは、
そこに特殊なニーズを持つお客さんがいるということです。
ニーズとは「お困り事」か「欲望」のどちらかです。
その悩みがどのくらい切実なものなのか、
それはそのお客さんたちに直接会って確認するしかありません。

そんな特殊なニーズを持ったお客さんと出会うのは、
以下の2つの方法を用いれば容易です。

第一は自社に来た意外なオファーを探すこと。
このお客さんは今までいろんな業者を訪ね歩いたのかもしれない。
でもどこも「対応しましょう」と応えてくれなかった。
だから自社にオファーしてきたのです。
そのようなオファーを「そんなことはうちはやっていません」と
片付けずに対応することが、ニッチ市場に出会う秘訣です。

もうひとつは、自社の得意な技術は何なのかを定義した上で
それがお役に立てそうな市場(展示会)を見て回ることです。

例えば葬儀産業で役立ちそうな技術であれば
エンディングビジネスを特集した展示会に行ってみる。
またペットショップで役立ちそうな技術であれば
ペット関係の展示会に行ってみる。

そして「こんなときはどうしていますか?」と
出展者に聞いてみる。
「確かに困っている」ということであれば
連絡先を聴いて、後からアポを取って訪問。
具体的なお困り事の確認を行います。

上記2つどちらの場合でも、お困り事が深刻であるならば、
それを解消する手段として新商品のアイデアを出します。
それをお客さんに見せて
「こういうの、いいですね。欲しいです」
と言われたら、後は商品化に向けてGOです。

試作ができたら、持ち込んで評価してもらいます。
最初から完璧なものはできません。
持ち込んで評価。改良して評価。
その繰り返しの中から、
「こんなのが欲しかったんだ」という商品が生まれます。

ただし、評価結果が悪いと
心が折れそうになることもあります。
こんなときは、松下幸之助さんの
「電球伝説」の話を思い出して乗り切ります。

松下幸之助さんは、松下電器産業の黎明期に
工場で電球を磨いていた社員に対し、
次のように声がけして回っていたそうです。

「あなたは良い仕事をしているね。
あなたが今磨いている電球、
これはどこで光か知っているか?

子どもたちが絵本を読んでいる。
今は、日が落ちたらその読書は仕舞いや。
ところが、あんたが磨いているこの電球があれば
子どもたちの読書は続行や。

あんたが磨いているのは電球やない。
子どもたちの夢を磨いているんや。
あんたには子供たちの笑顔が見えへんか?
子どもたちの笑い声が聞こえんか?
私にはその笑顔が見える。

モノ創りは、モノつくったらいかんのや。
モノの先にある笑顔をつくるんや。
それが見えへんかったら、モノはつくったらあかん。

あんたが磨く電球は、子どもたちの未来、
いや日本の未来を照らしているんやで。
だからええ仕事なんやで」

モノの先にある、ユーザーの笑顔。
心が折れそうになったら、
そこに焦点を当てて乗り切るのです。

商品企画をしていると、
技術的な限界や、コスト的な限界にぶつかります。
そのたびにあの手この手を考えるのですが、
時として考えられた手が、お客様の笑顔を無視した
売り手都合のものに終始することがあります。

そうならないように、常に「何のため、誰のため」を
ど真ん中において仕事をするようにしましょう。
そして、自分の仕事を、誰かを笑顔にする
エンターテイメントだと意味づけて、
その仕事を楽しみましょう!

 

V字研メルマガ vol.205 『一流と三流の分けるものは何か?』

2017年3月11日 / 08時25分

サクラサク~合格発表のシーズンですね。
まさにここから新しい人生がスタートするわけで、
期待に胸いっぱいのことと思います。

私も35年前、一浪を経て合格しました。
しかし、その後ひどい5月病に悩まされました。
当時は「大学に入って何を学ぶ、何をする」ではなく
「大学に入学すること」だけが目的になっていました。
ゆえに入学したら、そこから先、何もなかったのです。

そんな自分と対象的だったのが、
日大芸術学部(日芸)に進学した親友でした。
彼は高校時代演劇部で活躍し、
そのまま演劇の世界に憧れ、日芸に合格。
とても楽しそうにキャンパスライフをエンジョイしていました。

彼の口癖は「日芸は自分にとって一流大学」でした。
世間から見れば、私のいた慶應の方が一流なのかもしれませんが、
演劇を学ぶ者にとって慶應は何のメリットもない三流大学です。
そしてそのことは、
大学で何もやりたいことのない私にも当てはまりました。

このとき、私は一流とか三流とかの評価は、
第三者ではなくて、その場所が自分にとって必要かどうか、
自分で感じて自分が決めるものだと思い知りました。
そして、世間の評価がどうであれ、
自分にとって三流だとしか思えない場所にいることは
かなり辛いことだと感じました。

このことは社員から見た自分の会社の評価でも同じです。
従業員にとって自分の会社が一流かどうかは、
会社の方向性と自分のやりたいこと=目的が
合致しているかどうかです。
そこには企業の規模とか業績は関係ありません。

逆に、自分のやりたいことと会社の目指している方向性、
あるいはやっている仕事がミスマッチだと
その会社は自分にとっては三流会社だということです。
そして、そこに身を置き続けることはかなり辛いことでしょう。

ただし、社員と大学生では違う点もあります。
大学生は私のような例外を除き、
ほとんどの人が日芸の友人のように
自分の中にやりたいことや学びたいこと=目的があり、
それを果たすために在籍しています。

ところが社員の多くは、会社に入ったときに、
自分のやりたいこと=目的を持っていません。
「毎日楽しく仕事ができればいい」
「休みが多く、残業が数ない方がいい」等が理由で
会社を選んでいる人も大勢います。

そんな社員が、「自分の会社は自分にとって一流です」と
思えるようになるには、会社が繰り返しビジョンを語って
「俺たちはこっちを目指しているから、君も参加しないか?!」
「一緒に〇〇のために頑張ろう! 〇〇を目指そう!」
と誘いかけることが欠かせません。

そして、その夢に「それだったら面白いかも!」
「なんだかわくわくしてきた!」と思えるように
社員を巻き込んでいくことです。

それには、会社の中に明確なミッション(理念)と
ビジョン(目標)がないといけません。

先日お会いしたある靴のチェーン店の社長は
現在48店舗の店を100店にまで伸ばすビジョンを
掲げて頑張っています。

なぜ100店なのか。現社長のお父さんである
先代の社長が、次のように考えたからです。
「日本人の足元(靴)は、諸外国に比べ
全然お洒落じゃないし、価格は高い。
もっとお洒落に、リーズナブルになってよい。
それには、自分たちでPB商品を創って供給するしかない。
それを実現するには100店舗が必要なのだ」

「日本人の足元を変える」というミッションと
「100店舗」というビジョンに共感した現社長は、
この5年間で15店舗を出店し、その実現に邁進しています。

このミッション&ビジョンに共感した社員にとって
たとえそれが正社員数100人に満たない小さな会社でも、
地方の靴のチェーン店でも、自分がやりがいを持って、
今日も出勤したくなる一流企業なのです。

あなたの会社の社員は、あなたの会社を
自分にとって一流企業だと思っていますか?
ここが世界で一番やりがいを持って
取り組める場所だと感じているでしょうか?
是非一度聞いてみましょう

「もっとこうすべきでは…」と
改善提案が出て来るようならば大丈夫。
それを汲み取って、熱い組織にしていきましょう!

なお、ビジョン開発につての新・公開セミナーを
独立3周年のこの春に開講予定です。
実践型での少人数の開催を企画しています。
先行案内をご希望の方は、
このメールに<返信>で、その旨、お知らせいただければ幸いです。

 

V字研主催オープンセミナー

2017年3月10日 / 13時27分

V字研主催オープンセミナー

人が育つ人事制度に関心のある方向け

『稼ぐ企業の人財活用~その手があったか~』
テーマ:経済活動における多様な人財活躍の重要性

酒井が尊敬する松本順市先生をご招待してのセミナーです。
私が知る限り、社員が最も生き生きする
最高峰の人事評価制度だと思います。

開催:平成29年5月16日 9時30分〜12時30分
会場:ウインクあいち
料金:10,000円(税別)
定員:20名(定員になり切り次第締め切ります。)

https://www.facebook.com/events/1150574231721604/

おかげさまで満席になりました。
ありがうございます。

 

V字研メルマガ vol.204 『逆境を味方にできる人の生き方とは?』

2017年3月10日 / 13時26分

いよいよWBCが始まりますね!
期待された大谷選手が怪我でリタイアして、
すっかり魅力が薄れてしまった日本代表ですが
なんとか結果を遺して欲しいものです。

かつては、イチローやダルビッシュ、
松阪に岩隈、城島に渡辺、田中将など
実に頼もしい侍が多数いてまさに「侍ジャパン」でした。

もしここに大谷がいたら、
今回のメンバーである中田、筒香、藤浪なども
侍のように見えたかもしれません。
一人輝く人がいると、その照り返しで全員が輝いて見えるもの。
かつての侍ジャパンの選手たちが輝いて見えたのは、
イチロー選手の存在が大きく影響していました。

そんなイチロー選手が、キャンプで
外野の守備中に同僚の選手と激突し、右脚と腰を痛めた、
という記事が新聞に載っていました。

記事によると、怪我の影響で、
イチロー選手は打撃練習、守備練習ともできなくなりました。
代わって毎日、約1時間の電気治療と
専用マシンでのトレーニングを1日3度繰り返したそうです。
単調で我慢を強いられるリハビリに
多くの時間を割いています。

しかしイチロー選手は、こうした練習に対し
「トレーニングは過去にない量をできた。
(故障は)起きてしまったが、その中においては
このやり方がベストだと信じてやっています」と、前向き。

さらに、次のように語ります。
「これもあって良かったと(後になって)言えるよう、
ちゃんと僕がしなくてはいけない」

この時期に怪我をするのは26年のプロ生活で始めてのこと。
「二つのことを同時にはできない」が口癖の彼は、
今何をするのが最善なのか見極めて選択しているから、
ここまでポジティブになれるのでしょう。

彼のこの姿勢に、私も勇気づけられました。
何か失敗した時、人は「〇〇が悪い」と
環境や第三者のせいにしがちです。

そうすることで自分を守ろうとするのですが、
守ったところで、事態は何も変わりません。
状態を良くするには、まずは言い訳を止め、
自分の失敗と向き合うことです。

そして、「この失敗があって良かったと
後から言えるようちゃんとする」ことを決めます。
このとき、目標のレベルを当初の目標値から
下げてはいけません。

もし下げてしまうと仮に下方修正した目標をクリアしても
「あの失敗がなければもっとできた!」と後悔が残り、
「良かったな」とは言えなくなります。

逆に「あの失敗がなかったら、そこそこで満足していた。
あの失敗があったからこそ、ここまでこれた。
失敗があって良かったな」と言えるようにするには、
失敗した分、目標値を当初の予定から上げることです。

失敗は、自分の今までのやり方を見直す良い機会です。
何かが拙かったから失敗したのですから
その拙い部分を変えれば、良くなるのは当たり前。
失敗は、より高みを目指すチャンスなのです。

それには、失敗した時の原因を
よくよく振り返り突き止めることです。
私は顧問先の3~5年先のビジョン開発を行いますが、
多くの顧問先が、自らが立案した
中長期目標を達成していきます。

その一番の要因は、
「何をするのか」「「何を目指すのか」以上に
「失敗原因の突き止め」を時間をかけて
じっくり行っていることにあります。

それができているからこそ、
その後の計画立案から行動に至るまでの過程で
「自分を変えるんだ!」という集中力が出るのです。

メジャーの野手最年長のイチロー選手の姿勢に
V字成長する人の生き方の神髄を観ました。
是非イチロー選手にはシーズンに間に合わせて
活躍して欲しいものです。

そして、怪我に悩む大谷選手、嶋選手、
リタイアは悔しいでしょうがイチロー選手のように
「あれもあって良かった」といえるよう、
じっくりしっかり調整して、
シーズン復帰を果たしてくださいね!

なお、ビジョン開発につての新・公開セミナーを
独立3周年のこの春に開講予定です。
実践型での少人数の開催を企画しています。
先行案内をご希望の方は、
このメールに<返信>で、その旨、お知らせいただければ幸いです。

 
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株式会社V字経営研究所は、2014年4月に起業した、次世代経営チームの育成を支援するコンサルティング会社です。 「 事業と人財のV字回復するプログラム、あります 」 をスローガンに、企業の最重要課題である増収増益の実現と人財が育つ仕組みづくりを支援します。また、その実践を通じて社長が右腕と頼む次世代経営チームを育てます。次世代経営チームが強くなれば、今日出会ったお客様と、100年後も付き合い続けることができるでしょう。
企業がそのような100年ブランドへと成長することが当社の理想です。

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