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V字研メルマガ vol.237「会社で「人間力」を高める方法とは?」

2017年7月28日 / 15時09分

『会社で「人間力」を高めていく方法とは?』

政治家が相次いで辞任していますね。
原因は不適切な発言、偽証、罵声、疑惑等様々です。
元々は仕事ができる「仕事力」のある人たちですが、
リーダーに欠かせない何かが足りなかったのでしょう。

では何が足りなかったのか…
それはひと言でいえば「人間力」です。

リーダーには「仕事力」の他に「人間力」が欠かせません。
そして、どちらが重要かとなると
私は「人間力」ではないかと思います。

このことを、松下幸之助翁は
著書『人生談義』の中で次のように語っています。

「たとえば、ライオンに肉をやる。
おまえの与え方が悪いから、おれは食わん、
というライオンはいませんわな。
とにかく腹が減っていればかぶりつく。
それを十回ほど繰り返していれば、
顔を見せるだけで、
ハハ―これはいつもわしに肉をくれる人だなぁ、
となついてくる。

ところが人間はそうはいきませんね。
与え方によっては、
「ケシカラン、そんなもの食えるか」と、こうなります。
考えようによっては人間ほど厄介なものはありませんね。

しかし、これは、
ある一つの正義感とか、礼儀とかね、
そういうものとあわせて与えれば、
それは成り立つことだと思うのですよ。
人間は利益で動く面と、
利益だけでは動かないという
二つの面を持っていますからね。

そうした複雑微妙な心を持ったさまざまな人によって
成り立っているのがこの社会です。
ですから、われわれはまず
よくこの人間の心、人情の機微というものを
知らないといけませんね」

エサを食べるライオンを引き合いに
なんともわかりやすい喩え話を用いています。
そして、「一つの正義感とか、礼儀とかね」があれば
人は動くと言っています。
これがいわゆる「人間力」です。

この「人間力」は厄介なもので、
「仕事力」とは決定的な違いがあります。

それは、会社の研修では教えてくれないということです。
正義感とか礼節ある姿勢を
直接的に学ぶ研修はまず存在しません。

もしそんな研修があるとしたら、
自社の理念を突き詰めて考える機会を創り、
自分たちは日頃からどうあるべきなのか、
何度も自問自答を繰り返す場を作ることだけです。

理念型経営を指向している会社では、
理念に基づく行動指針に照らして
自分たちの行動を振り返る「理念行動ミーティング」を
毎日の朝礼時に開催しています。

そのミーティングでは、日常の中でどんな考え方や
行動をとることがわが社の理念に沿った行動なのか、
仲間と意見交換しながら気づいていく。

すると、いざというときに、
誰かの指示がなくても自分で考え行動する
自律自走型の人間が生まれます。

これは、毎日の生活の中にお経や聖書を読んで
心を清めるのと同じです。
その題材が会社の中では経営理念と行動指針です。
これが会社で人間力を高めていく最もよい方法だと思います。

政治家や役人にも理念と「理念行動ミーティング」があれば
不祥事の連発は避けられたでしょう。
是非貴社の理念を、従業員の人間力を高めるツールとして
もっと活用していきましょう。

 

V字研メルマガ vol.236「自分の限界を超える半殺し育成法」

2017年7月28日 / 15時08分

『自分の限界を超える「半殺し育成法」とは』

大相撲の名古屋場所が終わりました。
友人の紹介で、元大関の親方と
弟子の育成について話す機会がありました。

昔は、弟子を鍛えるためにゲンコツを殴る
竹刀で打つのは当たり前の光景でした。
それが悔しくて「この野郎!」と思って相手に向かっていく。
その闘志が弟子の限界を越えさせる体力と筋力を創ります。

このような育て方を親方は、
「半殺し育成法」と呼んでいました。
「死ぬ気にならないと壁を越えられない。
でも今は殴るのも竹刀で打つことも禁止されています。
だから自分で限界を作って越えられない力士が大勢います」。

その話を聴きながら、これはビジネスと同じだと思いました。
ビジネスもまた、「半殺し育成法」で人が育つのです。
逃げ場のないプレッシャーの中で人を育てる。
その達人が松下幸之助翁です。
以下は、彼の「半殺し育成法」のエピソードです。

「昭和三十年ごろのことである。
新型コタツの発売に踏み切った直後に、
誤って使用されれば不良が出る恐れがあるとの結論が出て、
市場からの全数回収が決定された。

その回収に奔走していた電熱課長がある日、幸之助に呼ばれた。
「きみが電熱担当の課長か」
「はい、そうです」
「会社に入って何年になるかね」
「十八年になります」
「きみ、あしたから会社をやめてくれ」
「………」
「困ります。幼い子どもが二人いますし……」
「それは金がないからだろう。
きみが困らないように金は貸してやろう。
その代わり、わしの言うとおりにやれよ」
「はい……」
「会社をやめて、しるこ屋になれ」
「………」
「まあ、立ってないで、その椅子に座って。
きみは、まずあしたから何をやるか」
「新橋、銀座、有楽町と歩いて、
有名なしるこ屋三軒を調査します」
「何を調査するのや」
「その店がなぜはやっているのか。理由を具体的につかみます」
「つぎは?」
「そのしるこに負けないしるこをどうしてつくるか研究します。
あずきはどこのがよいか。炊く時間と火力、味付けなどです」

「おいしいしるこの味がきまったとしよう。ではそのつぎは?」
「………」
「きみ、その決めた味について、奥さんにきいてみないかん。
しかし、奥さんは身内やから『うまい』と言うやろ。
だから、さらに近所の人たちにも理由を説明して、
味見をお願いしてまわることや」
「はい、必ずそれをやります」
「自分の決めた味に自身をもつこと。それから大事なのは、
毎日毎日、つくるごとに決めたとおりにできているか
みずからチェックすることや」
「それだけではまだあかんよ。毎日初めてのお客様に、
しるこの味はいかがですかと聴くことが必要やな」
「はい、よくわかりました」

「きみはそのしるこをいくらで売るか」
「三店の値段を調べてみて、五円なら私も五円で売ります」
「それでいいやろ……、きみが五円で売るしるこ屋の店主としても、
毎日これだけの努力をせねばならない。
きみは電熱課長として、何千円もの電化製品を売っている。
だからしるこ屋の百倍、二百倍もの努力をしなくてはいけない。
そのことがわかるか」
「はい、よくわかります」

「よし、きみ、今わしが言ったことがわかったのであれば、
会社をやめてくれは取り消すから、
あしたから課長としての仕事をしっかりやってくれ」
(出典『ストーリーで読む松下幸之助』
収録『しるこ屋をやれ!』より PHP新書)

私は前回紹介したアイロンの話の他に
この話もよく商品・サービス開発研修に引用します。
立ち上げ時に何をしなければならないか、
必要な要素が全部網羅されているからです。

そして、「半殺し」による幹部への危機意識の持たせ方。
これには、読んでいるだけの私たちもドキッとします。

地方支店に飛ばされてそこから逆襲した人。
子会社に出向して、そこで建て直した人。
開発費ゼロから改良を重ねてヒット商品を作った人。
そんなビジネスマンたちは皆半殺しの経験者です。

ゲンコツや竹刀を使わなくても
どん底の中でチャンスを貰うことで、
人は自分で決めた限界を突破しようと頑張ります。
それを松下幸之助翁から学び続けたいものですね。

 

V字研メルマガ vol.235「松下幸之助に学ぶ難しい仕事の任せ方」

2017年7月28日 / 15時08分

V字研・3周年感謝イベント
『生産性向上体験ゲーム研修』追加開催決定!のお知らせ

去る6月28日に開催した『生産性向上体験ゲーム研修』。
当日は30人の皆様にご参加いただき、
楽しく、また学びの多い時間を過ごすことが出来ました。

そしてご参加いただいたみなさんから、
「ぜひ友人にも体験して欲しいので、追加開催してください」
また、たまたまその日がダメだった人からも
「次の機会があればぜひ参加したい」
とのご意見を多数いただきました。

そこで以下の日程で追加開催します。
興味のある方は是非ご参加ください。
ネタバレしていない人に限ります!!(笑)

日   程:2017年8月7日(月)18:45~21:00(開場18:15)
講   師:酒井英之(V字経営研究所 代表)
会   場:ウインクあいち
受 講 料:6,000円(税込)
定   員:30名(定員なり次第締め切り、現在残席12)
申し込み方法:このメールにご返信ください。複数での参加、大歓迎です

氏名:
所属:
連絡先(携帯):
連絡先(email):

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

『松下幸之助に学ぶ、難しい仕事の任せ方』

暑い毎日が続いていますね。
このところ私のところには、新市場や商品開発を通して
次世代の人財を育成したいというニーズが多数届いてます。

震災以降加速したグルーバル化や高齢社会化対策、
あるいは人口減少に伴う生産性向上などを目的とした商品が
次々と誕生している影響だと思います。

このような研修時に、必ず紹介している
松下幸之助翁のエピソードがいくつもあります。
今回はその中のひとつをご紹介します。
出典は『エピソードで読む松下幸之助』(PHP研究所刊)です。

「『きみならできる!』

昭和2年、松下電器が初めてアイロンの開発を
手がけてときのことである。幸之助は若い技術者を呼んで言った。

『今、アイロンというものを二、三の会社がつくっているが、
使ってみると非常に便利である。
しかし、残念ながら価格が高く、
せっかく便利なのに多くの人に使ってもらうことができない。
そこで、わしは合理的な設計と量産よって、
できるだけ安いアイロンをつくり、
その恩恵にだれでもが浴せるようにしたい。

今、師範学校を出て、小学校に勤めた先生は給料が安く、
たいてい二階借りをして暮らしているが、
そのような人でも買える価格にするためには、
今四円から五円しているのを三円くらいに下げなければならない。
それを松下でぜひやり遂げたいがどうだろうか』

技術者は、幸之助の熱意に感激した。
すかさず幸之助は命じた。
『きみひとつ、このアイロンの開発を、ぜひ担当してくれたまえ』

ところがその技術者は、金属加工の経験はあるけれども、
アイロンなど電熱関係についてはまったく
何も知らない素人である。当然辞退した。

『これは私一人ではとても無理です』
それに対する幸之助の言葉は、力強く誠意に満ちていた。
「いや、できるよ。きみだったら必ずできる」

そのひと言で青年の心は動いた。
なんとかできるような気がしてきた。
『こういう意義のある仕事です。
及ばずながら精いっぱいやらせていただきます』

幸之助が願ったとおりの低価格で、
便利なナショナルスーパーアイロンができあがったのは、
それからわずか三か月後であった。」

このエピソードから、学ぶべきことは多数あります。
1)部下のやる気を生み出すのは、
  仕事の意義と上司の『部下を信じる心』であること
2)その人に降りかかってくる仕事は、その人にできる仕事だけ。
  だから、『無理です』とは言っていけない
3)幸之助の設定したユーザー像が明確。
  『ユーザー像が明確』であるほど担当者は目的を腹に落とす
4)多くのユーザーが使用すると想定される場合でも
  代表ユーザーを絞って企画する
5)アイロンを売ることより師範学校の先生がキレイなYシャツを
  着ていることが『社会的に価値がある』と考えていた

だから、受講生の皆さんも今の課題もそのような視点で
捉えなおしてみましょう、と考えていただいています。
特に、2)と3)に気付いていただくことが、
課題への気持ちを前向きにします。

『エピソードで読む松下幸之助』(PHP研究所刊)は
このような気づきがいくつも得られる本です。
他にもいろんなエピソードが掲載されています。
今後もこのメルマガでお伝えしていきたいと思ってます。

 

V字研メルマガ vol.234「大家族主義経営とはどんな経営か?」

2017年7月18日 / 16時38分

V字研・3周年感謝イベント
『生産性向上体験ゲーム研修』追加開催決定!のお知らせ

去る6月28日に開催した『生産性向上体験ゲーム研修』。
当日は30人の皆様にご参加いただき、
楽しく、また学びの多い時間を過ごすことが出来ました。

そしてご参加いただいたみなさんから、
「ぜひ友人にも体験して欲しいので、追加開催してください」
また、たまたまその日がダメだった人からも
「次の機会があればぜひ参加したい」
とのご意見を多数いただきました。

そこで以下の日程で追加開催します。
興味のある方は是非ご参加ください。
ネタバレしていない人に限ります!!(笑)

日   程:2017年8月7日(月)18:45~21:00(開場18:15)
講   師:酒井英之(V字経営研究所 代表)
会   場:ウインクあいち
受 講 料:6,000円(税込)
定   員:30名(定員なり次第締め切り、現在残席14)
申し込み方法:このメールにご返信ください。複数での参加、大歓迎です

氏名:
所属:
連絡先(携帯):
連絡先(email):

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『大家族主義経営とはどんな経営か?』

浅井様 おはようございます。
「ミスを繰り返して困っている人がいる。
何度注意し、指導しても治らないどうしたらいいのか?」
先日頂戴した大手企業幹部からの質問です。

このようなとき、「お前は使いものにならない!いらん!」と
切り捨てることは簡単です。
しかし、業績の良い会社ほど、
人を道具扱いせず、育て活かすことを考えるもの。

とくに日本企業の経営の特徴として
「大家族主義経営」があります。
この考えに立った時、なかなか仕事ができない人に
どう接するのか、私にはよくわかりませでした。

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査員特別賞を受賞した
岐阜県本巣市のLFC株式会社の井上武会長、井上剛典社長に
「大家族主義経営」ってどんな経営なのか直接お聞きしました。

するとこんな回答をいただきました。
「大家族主義経営は家族を社員だと思って接する経営です。
家族が困っていたら、何とかしてあげたいと思うもの。
もし家族に障がい者がいたら、家族は援けるでしょう。
また、家族は子供を甘やかさず、躾けるでしょう。
そして、子どもを成長させる機会を創ります。

会社も同じです。
困っている社員がいたら何とかしようと、
部門を越えて協力し合う。
障がい者を雇用したら、働きやすい環境を創る。
考え方教育の人財育成に力を入れ、
躾を徹底しながら成長する機会を与えます」

さらに次のような意見もお聞きしました。
「愛の『好きだ』という感情ではありません。
愛の反対語は無関心だとマザーテレサは言いましたが、
相手に関心を持つこと、優しく接することが愛です。

社長である私も、『全従業員ひとり一人を好きか?』と聞かれたら
正直言ってう~ん…と考えてしまいます。
一方、『全従業員から好かれているか?』と聞かれたら、
イエスという自信はありません。

しかし、愛することが出来ます。
つまり、従業員ひとり一人に関心を持ち、
優しく接することはできます。
それを実践するのが大家族主義経営なのです」

この回答を聴きながら
大家族主義経営は「お互いを見守り、見守られる関係」を
築く経営なのだと納得し、ストンと腹に落ちました。

この考え方に立てば、仮にミスを繰り返す人がいても
その人を皆でサポートする。
10回教えてダメでも、この人には20回教必要なんだと信じ、
繰り返し教える」と考えて、
もうちょっとガンバルことができるのではないかと思います。

大家族主義経営は従業員第一主義経営のひとつの姿です。
あなたの会社でも、大家族主義経営での社風づくりに
取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

V字研メルマガ vol.233「自分の仕事に誇りを持たせる方法とは?」

2017年7月18日 / 16時37分

V字研・3周年感謝イベント
『生産性向上体験ゲーム研修』追加開催決定!のお知らせ

去る6月28日に開催した『生産性向上体験ゲーム研修』。
当日は30人の皆様にご参加いただき、
楽しく、また学びの多い時間を過ごすことが出来ました。

そしてご参加いただいたみなさんから、
「ぜひ友人にも体験して欲しいので、追加開催してください」
また、たまたまその日がダメだった人からも
「次の機会があればぜひ参加したい」
とのご意見を多数いただきました。

そこで以下の日程で追加開催します。
興味のある方は是非ご参加ください。
ネタバレしていない人に限ります!!(笑)

日   程:2017年8月7日(月)18:45~21:00(開場18:15)
講   師:酒井英之(V字経営研究所 代表)
会   場:ウインクあいち
受 講 料:6,000円(税込)
定   員:30名(定員なり次第締め切り)
申し込み方法:このメールにご返信ください。複数での参加、大歓迎です

氏名:
所属:
連絡先(携帯):
連絡先(email):

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『自分の仕事に誇りを持たせる方法とは?』

浅井様 おはようございます。
九州豪雨の被災地では今日も救助・支援活動が続いています。
そこで活躍している皆さんを見ていると頭が下がります。
やはり人間の働き甲斐はお金ではなく、「誇り」ですね。

逆に言うと、従業員ひとり一人に誇りを持たせることは
リーダーの大事な役目です。
ではどうしたら誇りを持たせることが出来るのでしょうか?

そのひとつの方法が、
自分たちの仕事が、お客様にどんな価値を提供しているか。
それを独自に定義して社員たちに示すことです。

新幹線をたった7分で掃除する「7分間の奇跡」として有名な
(株)JR東日本テクノハートのお掃除スタッフ「テッセイ」。
彼女たちの仕事は、かつては3Kの代表であり、
心無いお客が自分の子供に「勉強しないとああなるのよ」と言うほど
情けないものでした。

ところが、実際にはたった7分で新幹線をきれいにし、
清掃員が並んで新幹線に礼をし、
困っているお客様に声を掛けをして援ける、
外国人観光客は勿論、日本人も感心する
実に生き生きとした仕事をしています。

それほど価値ある仕事の変えたのは、
JR東日本から転籍してきたリーダー・矢部輝夫さんの言葉です。

「テッセイの商品は掃除だけではない」
「旅の思い出こそが私たちの商品。その商品を左右するのが
『おもてなし』である」
「テッセイにしかできないサービスで、お客様の旅をおもてなしする。
これを『テッセイ・ブランド』の商品とする」

自分たちの仕事を掃除ではなく、人をおもてなしする
サービス業と位置づけたのです。
さらに矢部さんはいいます。

「皆さんはJR東日本の新幹線のメンテナンスを
掃除するという面から支える技術者だ」

こうした見方をすると、人は変わります。
おもてなしをするサービスマンとして振る舞うことがき、
技術者として常に改善提案できる人になれるのです。

まさに、仕事の定義のマジックですね。

私自身、コンサルタントを長年やってきていますが、
その原動力とも言えるのが、今から20年ほど前に
関わったお客様に頂いたこの言葉です。

「酒井さんが、一番危機感を持っている」

一番というのは、「その会社の社長より」という意味です。
そのくらいクライアントの未来を
真剣に考えたからこそ、言われた言葉です。

「コンサルタントは、クライアント以上に
クライアントの未来を真剣に考えサポートする人」が、
私にとってのコンサルタントの定義です。

あなたの仕事を定義するヒントは、
「なぜか強く記憶に残っているお客様の言葉」にあります。
本質を突いているからこそ、長く印象に残るのでしょう。
是非それを探して自分たちの仕事を定義してみてくださいね。

なお、上記テッセイのことは下記の本に詳しく紹介されています。
『新幹線清掃チームのやる気革命』矢部輝夫・著(宝島社)
http://www.yodobashi.com/product/100000009002780951/

 

V字研メルマガ vol.232「「仕事が好きだ」というリーダーは育っているか?」

2017年7月10日 / 00時43分

九州では大雨で大変な被害が出ていますね。
被災者を救助するための自衛隊や消防の頑張りを見ていますと、
人を動かす原動力は金銭でも名誉でもなく、
使命感だと強く感じます。

彼らの高い現場力は、
隊員からリーダーへの信頼の賜物ですね。
では、リーダーへの信頼はどのようにして作れば良いのでしょう?

何よりも大切なのは、
リーダー自身が自分の組織に誇りを持ち、
「自分はこの仕事が好きだ!」と思っていることです。

では、どうしたらそんな気持ちになれるのでしょうか?
以下は私がリーダーシップ研修で用いている問いです。
ぜひ、あなたの答えを書き出してみてください。

問1「あなたはどんなときに「ああ、幸せだな」と感じますか?」
問2「あなたの信条10カ条は何ですか?」
問3「あなたが言われて嬉しい言葉は何ですか?10個書いてください」

いかがですか?
例えば、ある会社のマネージャは以下のような回答をしました。

問1:チームワークのとれた現場作り
問2:相手の話をしっかり聴く/頑張っている人を褒める/
   自分の失敗談を話す/まず行動してみる(以下略)
問3:さすがだね/それは良い方法だね/ありがとう/
よく気が付いたね/目標に向かって頑張ろう(以下略)

難しい言葉ではなく、平易な言葉で書いていますね。
そこがいいです。素直な気持ちで書かれたのだとわかります。

そして、ここに書かれたことが、彼の「Happy基準」です。
今日一日の仕事を振り返った時、
「ここに書かれたことが自分でできてる」と思えるのなら
今日の仕事を楽しい、面白いと感じられるはずなのです。

そして、それは自分の心掛け次第でそうすることができるのです。
「よし、今日は大変な現場だけど、チームワークで乗り切るぞ」
「まずは行動してみよう。それから良い方向に修正していこう」
など、自分がより幸福を感じられるように、
自分の信条に適うように、仕事のやり方を変えられるのです。

さらに言われて嬉しい言葉がひとつあれば、
その日寝る前にそれを思い出して
「今日は良い日だった」と感じることが出来ます。

寝る前に嫌な出来事を思い出して
「ああ…なんてこった」と興奮して眠れなくなることに比べれば、
とても健康的な日々を送れます。

仕事の楽しさは誰かから与えられるものではなく、
自分で作り出していくものです。
そのためには、自分がどんなときに幸せを感じ、
どんな価値観を大切にして生きている人間なのか、
自分の「Happy基準」を見つめてみると良いでしょう。

自分の3つの質問への答えを見つめてみましょう。
そして、それを今日一日の仕事の心がけにして
「あの人が頑張っているから自分も頑張る」と言われる
リーダーシップを発揮してください。

 

V字研メルマガ vol.231「小池知事の人気とアンガーマネジメント」

2017年7月10日 / 00時42分

都議選で都民ファーストの会が圧勝しましたね。
都民ファースト躍進の背景には、
小池都知事の人気があります。
そんな彼女の魅力のひとつが、「怒らない人」。

彼女はこれまで、普通の人だったら
怒りたくなる場面に何度も出くわしています。
知事就任時の、挨拶回り時の自民党都議連の挨拶拒否。
五輪開催地問題時の「大山鳴動してネズミ一匹」。
そして豊洲問題の「決められない知事」との指摘。

とりわけ、「大山鳴動してネズミ一匹」に対しては
「ちょっとそれは失礼なんじゃないですか」と
前置きし、その後で根拠立てて反論しています。

私だったら即座にブチ切れて
「何言ってんだ、君は!
どれだけ費用削減できたと思っているんだ!」と
語気を荒げて反論かねないところです。
しかし、彼女は怒りを面に出さず常に冷静です。

逆にすぐ怒る人、怒りを面に出す人は信用されません。
その傾向は強くなってきたように思います。

たとえば、彼女のライバルの女性党首たち。
彼女たちはいつも安倍政権に対し、
甲高い声で怒りを訴えています。
が、聴いていてどうしても良い気持ちになれません。
そのため、私には小池さんの言葉と同じようには
彼女たちの言葉が入ってこないのです。

多様性の時代は、いろんな意見・価値観が交錯し、
その中からベストな解を組み上げていく時代です。
リーダーは「受け入れる度量」を磨かないといけません。

そにため「納得性ある解を引き出すファシリテーション力」や
「怒りのコントロール力=アンガーマネジメント力」は
リーダーに不可欠なスキルとなっています。

そのうちのひとつ、アンガーマネジメントは、
以下のサイトがイラスト入りでわかりやすいのでお勧めです。
http://nurse-riko.net/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/

リーダーにとって最も大切なことの一つは
自分の「あたたかみ」を部下に伝えることです。
「あなたのことをいつも見ているよ」というおもいやりこそ
部下が積極的に動き出す原動力。

怒りの感情は、「あたたかみ」を伝える妨げにしかなりません。
怒りの感情はコントロールできると信じ、
あなたの「あたたかみ」を部下に伝えていきましょう。

 
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株式会社V字経営研究所は、2014年4月に起業した、次世代経営チームの育成を支援するコンサルティング会社です。 「 事業と人財のV字回復するプログラム、あります 」 をスローガンに、企業の最重要課題である増収増益の実現と人財が育つ仕組みづくりを支援します。また、その実践を通じて社長が右腕と頼む次世代経営チームを育てます。次世代経営チームが強くなれば、今日出会ったお客様と、100年後も付き合い続けることができるでしょう。
企業がそのような100年ブランドへと成長することが当社の理想です。

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