マスコミ取材・講演依頼各種お問合せ03-4455-4688
 
月別記事アーカイブ
 

V字研メルマガ Vol.279「成功する人はそうでない人と何が違うのだろう?」

2018年3月27日 / 09時29分

春ですね。挑戦する季節の到来です。
この季節に決まって思うことは、表題の
「成功する人はそうでない人と何が違うのだろう?」です。

先頃、その疑問に対し明確に教えてくれる方の講演を聞きました。
在ロサンゼルスで、プロゴルファーに対し
コーチング指導をしている松本進先生です。
http://www.m-bravo.com/mentaltraining/?p=3

彼は全盛期のタイガーウッズのコーチをしていた
「ハンク・ヘイニー」氏に師事して
成功者の思考法を体得したといいます。

その思考法とは、「あり得ないビジョンを描く」こと。

どういうことか、以下に説明しましょう。

人は成功しようと思うとき、一般に
「一所懸命働く・練習する(DO)」
→「結果が付いてくる・身に着く(HAVE)」
→「成長し、成功する(BE)」
のDHBの3段階で自分の成功考えがちです。

ところが、成功する人はこの順番が逆なのです。
「成長し、成功した自分をイメージする(BE)」
→「そのために必要なことを発見する(HAVE)」
→「必要なことを一所懸命に実践・練習する(DO)」

つまり、ゴールからBHDの順で逆算して考えれば
何が必要で何が不要なのかがわかる。
それを実践すれば、結果が変わって成功するというのです。

これを身近な例で考えてみましょう。
例えば、あなたがマラソンを5時間10分で完走する
市民ランナーだとします。

このときあなたが「5時間を切る」を目標にしたのなら、
今と同じ練習法を繰り返せば可能でしょう。

ところが、仮に「4時間を切る」を目指したらどうでしょう。
おそらく「今と同じ練習法では難しい」と気づくでしょう。
そして、筋トレや食事療法など、従来なかった
「新しい習慣」を日常に取り入れて練習するはずです。

その習慣が、徐々に目標達成できるカラダを作ります。
その結果、見事目標達成できるのです。

「今できるビジョンを描く」と、習慣は変わりません。
しかし「あり得ないビジョンを描く」と、
成功に必要な「新しい習慣」を手に入れることができる。
この習慣こそが、あなたを成功に導く根源なのです。

そんな松本先生の話を聴きながら、
私が尊敬する経営者にも、BHDの逆算思考で
成功している人が少なくないことに気が付きました。

(有)KSPの佐野浩司社長もその一人です。
同社は社員数20名にも満たない小さな「看板屋」です。
http://www.ksp-japan.com/

が、佐野社長には夢がありました。
それは「自社ブランドを持つメーカーになること」。
自らの知恵で、独自性の高い商品を企画し、
それをクライアントに直取引で納めることです。

「どうしたら工場を持たない看板屋が
大手と直取引ができるメーカーになれるのか?」
佐野社長は考え続けました。

そして、看板資材のある画期的な利用法を思いつき、
自社商品を開発。念願の直取引、それも
トヨタや名鉄等の超大手に納めるようになったのです。

この佐野社長の「夢実現法」の具体的な内容は、
上記のイベント『脱下請け・新規ビジネス創出セミナー』で
詳しくお伝えします。

『脱下請け』よりも『成功者の思考法』に興味のある方は、
是非ご参加ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/vjikeiei

 

V字研メルマガ Vol.278「ディズニーランドはカルフォルニアと東京でどう違う?」

2018年3月20日 / 15時07分

休みを取ってロサンゼルス近郊の
テーマパークをいくつも訪ね歩いてきました。

帰国後「本場は東京(TDL)と違いますか?」との
質問を多くの方から頂きましたので
今回はそれにお応えしたいと思います。

明らかに違います。カルフォルニアの
ディズニーリゾートはアトラクションやショーが多数あり、
エンタメ性はTDLよりずっと高いです。
しかも、空いていてせいぜい30分程度しか並びません。

しかし、TDLの方が圧倒的に優れている点があります。
「ホスピタリティ」です。

米国のキャストは、掃除をしている人も、
道案内をしている人も、淡々と仕事をしている感じです。
TDLのように「自分が楽しんでいる人」、
「ゲストに楽しんでもらおうという人」は稀です。

そんな光景を見ながら、
私はトヨタの工場を思い出していました。

トヨタでは、改善をKAIZENと呼びます。
これは、トヨタが米国の工場で改善の指導を受けた
米国のスタッフがそう呼び始めたのです。

当初トヨタは「改善」を「improvement」と訳していました。
「improvement」は、改良を意味します。
そしてその指示は「ここを変えなさい」と
トップダウンで降りてきます。

ところがトヨタが指導した改善はボトムアップです。
しかも次のような4つのステップを踏みます。

1)現場の社員が仕事の目的を理解する
2)目的を果たすのは自分だと、自分ごとに置き換える
3)自分の頭で考え創意工夫する
4)自己実現する

まさに「改善は自己実現のためにやるもの。
改善はあなたの仕事を自営業化すること」と教えるわけです。
このような考え方は、
トップダウンが当たり前の米国にはありません、

ゆえに改善の指導を受けた現地のスタッフから
「この活動はimprovementではない。
英語にはないからKAIZENと呼びましょう」と言われ、
以後それが定着したのです。

米国ディズニーランドで働く人たちを見ながら、
私はTDLのキャストのホスピタリティは、
トヨタと同じKAIZENから来ていると思いました。

1)仕事の目的=「感動して帰っていただく」を理解
2)その目的を果たすのは自分だと自覚
3)感動してもらう方法を自分の頭で考え創意工夫する
4)感動体験を共有し、自己実現する

この「KAIZENの4STEP」を徹底しているのがTDLで、
米国にはマニュアルしかないのかな?
というのが私の印象でした。

ちなみにTDL並みにおもてなし力が高いのは
ユニバーサルスタジオハリウッド(USH)でした。
こちらは日本と違い、映画製作のメッカ。
もともと「人を喜ばして自分も喜ぶ」という
自己実現願望が高い俳優の卵のたちがバイ?しています。

そのせいで「どこが良かったですか?」と聞かれると
「USHが良かった。また行きたい」と応えてしまいます。

リピートオーダーを生み出すのは、
サービス業でもメーカーでも行きつくところ、
自己実現願望を抱いた従業員ひとり一人の輝きなのです。

日本が世界に広げているKAIZENの4STEP。
あなたの会社でも定着させましょう。

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

【経営理念を作りたい・浸透させたい方へ】

私の師匠であり、理念経営協会理事長の窪田貞三先生の講演会です。
窪田先生の単独講演会は1年で今回限りです。
こんな方はぜひご参加ください。

・全社一体感を今以上に高めたい
・従業員ファーストを推進したい
・経営の一翼を任せられる次のリーダーを育成したい
・危機突破のヒントを手に入れたい

あなたの悩み、願望に応える気づきがきっとあると思います。
https://www.facebook.com/events/1791122757860791/

 

V字研メルマガ Vol.277「金を追うと、なぜ商売は失敗するのか」

2018年3月20日 / 15時06分

前回、「数字を追えば心が乱れる」という近江商人の
教訓をお伝えしましたが、今回は同じ近江商人の
「金を追うな、仕事を追え」についてお伝えします。

「金を追う」は売上げや利益ばかりを追うこと。
「仕事を追う」とは、顧客のニーズを追うことです。

例えば一般にメーカーは問屋や販売代理店を経由して
最終ユーザーに商品を販売しています。
メーカーの営業活動は、問屋を回り、
新商品を紹介や自社商品の在庫を確認し、
追加オーダーを受注するのが主な仕事です。

会社からは担当する問屋毎に営業目標を与えられています。
前年1千万円買っていただいた問屋には
今期20%アップの1千2百万買ってもらえ、というように。

このとき、「金を追う」営業マンは、
問屋に足繁く通い、「あと少し何とかなりませんか…」と、
とお願いします。

するとバイヤーは
「それなら値引きしてもらえませんか」と答えます。
営業マンはその要望に応えようと、
上司に掛け合い、値引きの許可を勝ち取ります。

ただ、こうしたことが続くと会社は体力を失っていきます。
さらに、取引のある問屋を
「価格だけで取引先を選ぶ客」へと変えてしまいます。

価格重視の客はより安い値を提示するメーカーがいたら
そちらに行ってしまいます。
金を追うと、長期にわたるWin-Winの関係が
築けないのです。

では、どうしたら「仕事を追う」ことができるのでしょうか?
それには未来工業?の取り組みがヒントになると思います。

年間休日が140日以上にもあるにかかわらず
経常利益率が10%超の未来工業は
主に電気工事業者向けのパーツを作っています。
その商品は独創的で、高シェアを誇っています。

それは、同社の営業マンが最終ユーザーである
電気工事の現場に入って作業を観察し、
工事担当者の話を聴いているからです。
そして、「こうしたらもっと便利になる」アイデアを見つけ、
開発や製造部門に伝えて形にし、
問屋を通して最終ユーザーに届けているのです。

こうしたアイデア発見行動を徹底するため、
同社は「営業マンの仕事=情報収集」と明言しています。
利益を生み出すのは工場で、営業の仕事ではないのです。

そのため営業マンには給与と連動する
営業ノルマは課していません。
ノルマ化すると、上記のように営業マンが
問屋ばかりを訪問して現場に行かなくなるからです。

また問屋も「営業マンの仕事=情報収集」であれば
メーカーが直販するリスクがないため、
進んで工事担当者を紹介します。
そして、自分たち問屋にとってもメリットの多い
差別化された新商品を仕入れることができるのです。

「金を追うな、仕事を追え」の本質は
儲かる仕組みを作ることです。
あなたの会社は金を追いすぎて
お客様のニーズを見過ごしていませんか?
チェックしてみてください。

 

V字研メルマガ Vol.276「不正はなぜなくならないのか?」

2018年3月20日 / 15時05分

年度末ですね。
営業も生産も、追い込みで大忙しだと思います。
そんな中、神戸製鋼の川崎会長兼社長は
品質不正を受けて引責辞任しました。

今回の不正問題に関して同社の外部調査委員会は
「収益に偏った経営体制や、
社員の品質管理意識の低下などが原因」とまとめています。

「数字を追えば心が乱れる」
「金を追うな、仕事を追え」

これは、近江商人の家訓を集めた
『三方よし双六』に出てくる言葉です。

トップが数字を追うと、個々の成績について
「A支店は目標を達成して素晴らしい。
しかしB支店は未達成でダメだね」
と、数字だけを見て判断をします。

このときの判断は、B支店が何にどう取り組んでいて
どこで躓いているのか…そんなの関係ありません。
「結果が出ないのだから、ダメ」ただそれだけです。

結果が出ていないだけで、全否定されるわけです。
こうなると面白くないのがB支店のメンバーです。
そして「トップは数字しか見ていなんだ。
何やったかなんていちいちチェックしてはいない。
だったらなんでもやってやれ」と
悪知恵を働かせ不正を働くようになります。

そしてそれが上手くいくと、
B支店のやり方が他の未達成支店に波及し、
いつしか組織ぐるみの不正に発展します。
トップの「数字こそすべて」「達成率99はゼロと一緒だ」
という考え方が不正の根源なのです。

このとき「99は惜しかったね。後ちょっとだね
次はそうならないようにやり方を見直そう」
と、ここまでの過程を承認出来たら、
未達成だったメンバーは反省し、次は目標達成できるでしょう。

つまり「数字ばかりを追うと、反省できない組織を作ってしまう」。
社長も部門経営者もここに気付く必要があります。

ではなぜ、そうまでトップは数字にこだわるのか。
それは会社の中で社長だけが
結果だけで判断される存在だからです。

利益目標が達成できなければ、株主他のステークホルダーから
「何やっているんだ!」「配当はどうなるんだ!」
と突き上げられます。
銀行や仕入先からも「これ以上貸せません」
「取引停止を検討します」などと言われてしまいます。

このとき、社長は言い訳できません。苦しいです。
だから社長は、数字を作る現場に対し
「数字がすべてだ」と求めてしまうのです。

が、それではいけないのです。
このことを名経営コンサルタントである一倉定先生は
次のように語っています。

「利益責任を負うのは社長一人。
部下が負うのは経営計画書に記されたことを
しっかりやり切る行動責任だ」

「利益責任と行動責任」。
会社はこの2つの責任で成り立っています。

社長であれ現場であれ、数字が欲しいのは
同じビジエスマンとして痛いほどよくわかります。
が、いくら追い込まれても
この2つを混同しないようにしたいものです。

 
各種お問合せ・ご相談

新商品開発、プレミアム人財の育成、営業力強化などのご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
各種お問合せはこちら
マスコミ取材・講演依頼はこちら

株式会社 V字経営研究所

株式会社V字経営研究所は、2014年4月に起業した、次世代経営チームの育成を支援するコンサルティング会社です。 「 事業と人財のV字回復するプログラム、あります 」 をスローガンに、企業の最重要課題である増収増益の実現と人財が育つ仕組みづくりを支援します。また、その実践を通じて社長が右腕と頼む次世代経営チームを育てます。次世代経営チームが強くなれば、今日出会ったお客様と、100年後も付き合い続けることができるでしょう。
企業がそのような100年ブランドへと成長することが当社の理想です。

PAGE TOP