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V字研メルマガ vol.318「シャッター通りに人を集める方法」

2018年10月2日 / 10時29分

「どうしたらもっと集客できますか?」
実に多くの経営者や幹部からこの質問を頂きます。
そのたびに、アーティストで東京芸大教授の
日比野克彦さんの言葉を思い出します。

岐阜市のイベントで彼にお会いした時、
次の質問をしました。
「全国的に知名度が低い岐阜市が
全国に情報発信するとしたら、
どのような情報を伝えていくべきでしょうか?」

彼は次のように答えました。
「何よりも、岐阜の人が岐阜を楽しまなくちゃ。
すると『なんだか岐阜が盛り上がっているみたいだ』となって、
それが全国に伝わっていくのがいいんじゃないですか」。

この答えに、目から鱗が落ちました。
「いかにして集めるか」より、「自分たちが楽しむこと」。
SNSの時代は、何よりもホストとゲストが
一緒になってが楽しんでいる様子を伝えることで、
人は自然と集まってくるのです。

これを実践している企業は、
立地に関係なく多くのファンを集めています。
茨城県内で路面店のみで7店経営している
婦人服小売店?ロコレディを紹介しましょう。
http://www.rocolady.co.jp/

同社の本店は常総市のシャッター通り化し
た古い商店街に立地しています。
そんなロコレディが繁盛している理由のひとつが、
同店の2Fのカフェで開催している
「常総ごじゃっぺ短期大学校」。

「ごじゃっぺ」は茨木弁で「変わり者」という意味で、
市内に住む多様な趣味や特技を持った方を
講師として招いたカルチャースクールです。

主な講座は茨城弁講座や料理教室などですが、
同社の羽富都史彰社長も趣味の
ミニチュアパノラマづくりを講師として教えています。

この講座に参加した人は、次は自分がこの空間を使って、
自分のイベントを企画・運営・主催したいと考えます。
同社はその実行を支援します。

すると、その人のお友達がイベントにやってきます。
2Fのイベントに来た人は、1Fの店舗にも立ち寄ります。
こうして同社は街おこしをしながら、
自社のファンを増やしているのです。

私のクライアントにも会社の一部を
コミュニティスペースとして開放し、
カルチャースクールや勉強会、
イベント等を開催している企業が複数あります。

楽しめる場を作り笑顔をたくさん発信する。
それこそSNS時代の集客力なのです。

 

V字研メルマガ vol.317「2020年から先のビジョンを描こう」

2018年10月2日 / 10時28分

このところクライアントの長期ビジョンの開発を
お手伝いする仕事が相次いでいます。

2020年が間近になった今、
多くの経営者がその先の当社はどうあるべきか、
考えているのです。

その中で参考になるのが、
トヨタ自動車の株主総会での豊田社長の発言です。

「いま、私たちの前には
新しいライバルが登場しております。
彼らに共通するのは、
『世の中をもっとよくしたい』というベンチャー精神です。

かつての私たちがそうであったように、
どの業態が『未来のモビリティ』を生み出すのか、
それは、誰にも分からないと思います。

ただ、間違いなく言えるのは、
次のモビリティを担うのは、
『世の中をもっと良くしたい』という
情熱にまさる者だということです」
https://www.toyota.co.jp/jpn/company/message/

新しいライバルは、グーグルやアップル、テスラです。
彼らの「世の中をもっと良くしたい」情熱は、以下です。
・交通事故のない社会にしたい
・渋滞時の無駄な時間。その生産性を高めたい
・ゼロエミッション社会への移行を加速したい

これらはいずれも世界規模の社会的課題の解決です。
それが「自動車事業参入」という戦略となり、
業界トップが脅威に感じているのです。

一般にビジョンといえば、
「ANAグループは、お客様満足と価値創造で
世界のリーディングエアライングループを目指します」
のように「わが社がどうなる」が多いものです。

ところが近年は、「社会をどう変える」を
宣言している企業が増えています。

NIKE:世界中の全てのアスリートに
インスピレーションとイノベーションをもたらす
Facebook:共有を広げ、世界をもっとオープンにし、
人々の繋がりを強める
ファーストリテイリング:服を変え、常識を変え、世界を変えていく
ファンケル:正義感をもって世の中の「不」を解消しよう
ライザップ:「人は変われる」を証明する
鳥貴族:「焼き鳥で世の中を明るくする」
みやじ豚:「一次産業を、かっこよくて、感動があって、
稼げる3K産業にする」

このうち、みやじ豚は神奈川県藤沢市で養豚農家です。
同社は100頭の限定生産。
兄弟同士を別室で育てるストレスフリーの環境と
油分の多いトウモロコシを餌としない育成法で、
銀座の松屋で100g600円の高値で売られています。

同社の宮治社長は、まだ30代の2代目。
自分と同じ農業の事業承継を支援する
「農家のこせがれネットワーク」を主宰しています。
家族経営でありながら、
「社会をこう変える」に挑み、共感を呼んでいるのです。

2020年以降、あなたは社会をどう変えますか?
そろそろ、それを考えましょう。

 

V字研メルマガ vol.316「限界にぶつかったら…どうする?」

2018年10月2日 / 10時26分

先日、市場が縮む成熟産業でシェア30%の会社が
60%近くに成長した、という話を聴いて驚きました。
今回はその秘訣をお伝えします。

シェアアップの主役は消防車メーカーの「モリタ」。
http://www.morita119.jp/
消防車の総需要は、市町村合併の影響等で
過去20年間減少傾向にあります。

そんな中、同社が躍進した切っ掛けは
阪神大震災のときに一大事でした。

それは「水が出ないと消防車は役に立たない」。
震災で消火栓が破損すると、
消防車が駆けつけても水が出ず、
消火できないのです。

そこでモリタの技術者は、少ない水で、
より効率的に消火活動できる方法を考えました。
それが「泡」をつくって消すこと。

それを可能にした消防車を開発し提案したところ
次々と採用され、シェア拡大につながったのです。

「火を消すには水。水がない=火が消せない」
これが前提です。

そこで「本当に水がないと火は消せないのか?」
と疑ってみたわけです。
ご存知のように、火は酸素の供給を絶っても消えます。
そこで見出した手段が「泡」だったのです。

同社は現在、同じ発想で
「窒素」で火を消す消防車を開発中です。
空気中の窒素を集めてそれを吹き出し、
空気中の酸素濃度を低くするのです。

「限界を感じたら前提を疑え」。
この言葉を私に教えてくれたのは、約15年前、
ミツカンで「におわなっとう」を開発した役員でした。

当時、「なっとう」市場は伸び悩んでいました。
食べない人は、全然食べません。
その理由の最たるものが「においが嫌」。

ではその匂いはなくならないのか?
「納豆=におうもの」という前提を疑い、
においの元を見つけ消し去ったのが
同社のロングセラー「におわなっとう」です。

前提はほとんどの場合、思い込みにすぎません。
それを取り払ったらモリタやミツカンのように
新しい市場が開けます。

あなたも日々限界を感じていたら、
ちょっと立ち止まってみましょう。

今やろうとしていることの前提条件は何ですか?
その前提に縛られていませんか?
前提のうち、変えられるところはないですか?

そこから今の限界を突破できないか、
見直してみてくださいね。

 
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