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V字研メルマガ vol.270「コストカットより業務カットを考えよう」

2018年1月22日 / 14時01分

働き方改革は時短化です。
同じアウトプットを出すために、
どうしたら無駄な時間を減らせるか。
コストカットより、時間カット。
時間カット=業務カットです。

捨てる業務は何か?
今、経営者はそれを考える時代になりました。
しかし、捨てて良い業務なんてあるのでしょうか?

そこで今回は、
日本でいちばん休みの多い会社(年間140日)
として有名な未来工業の取り組みの一端を紹介します。

同社は、経常利益率10%超。
高付加価値の源の第一は独創性の高い電材部品の開発。
第二は、無駄を徹底的に省くケチケチの精神です。

例えば同社の蛍光灯一本一本には、
スイッチの紐がぶら下がっています。
必要なところだけを点ける。そうでないところは消す。

そのため、廊下も玄関も昼間で営業中なのに暗い。
が、人の居ないところで電気を点しても意味がない、
見栄えが悪くても関係ない、というのです。

私がブラザー工業の新入社員だった1986年。
取引先の日立製作所に行ったときに見たのが、
工場・事務所の全てに紐が付いた蛍光灯でした。
あれから30余年。
センサーで自動点灯するのが当たり前の時代に
未だに紐に拘る会社があるとは驚きでした。

さて、そこまでケチケチを徹底する同社ですから、
機械に関しても、我慢して我慢して、
メンテにメンテを繰り返して使います。
そして、「もうこれ以上は無理だ」と思ったら、
現場の社員が、機械の入れ替えの稟議書を作成します。

ところが社長は、最近上がってくる稟議書を見て
「この我慢する努力は凄い。敬服に値する。
が、これは頑張り過ぎだ」と感じるといいます。

修理に修理を重ねて仕事をしていると、
そのメンテに対応する時間を要します。
それは何も生まない時間です。

前工程の遅れが、後工程の遅れを生みます。
それが全体の生産の遅れに繋がり、
多くの現場での時間外労働に繋がります。
また、納期遅れでお客様に
迷惑をかけるリスクも発生します。

ケチケチでそのようなリスクに直面するよりは、
ギリギリまで修理するのではなく、
いつもより早めに稟議を切ってはどうか。

設備投資ができない不況期ならともかく
今は受注が好調です。
そのようなときならば、コストカットよりも
時間カットを優先したほうが良い、との考え方です。

このように、ある時期にどうしても必要だった業務で、
それ以来ずっと徹底しているが、
今の時代にそぐわなくなってる業務が
どこの会社にもあるものです。

働き方改革は、「当たり前の習慣」の改革です。
まずは、自分の会社の当たり前の習慣を
疑ってみることから始めてみましょう。

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