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V字研メルマガ Vol.274「挑戦する風土をつくる方法」

2018年2月24日 / 11時58分

平昌五輪でのメダルラッシュ、感動しますね!
前回メダル確実と言われながら取れなかった人、
前々回は出場したけど前回出場できなかった人、
大怪我で再起不能と言われた人など、
彼らの栄光は失敗を克服したものばかりです。

失敗は、改めるべき多くの気づきをくれる
人生最高の教師です。
だから、失敗を恐れず何度もチャレンジせよ。
多くの経営者がそのように社員に檄を飛ばしています。

しかし、なかなか「挑戦する風土」は築けません。
どうしても社員は失敗を恐れてしまいます。
「食わず嫌い」という言葉がありますが、
「やらず怖がり」のまま止まってしまうのです。

では挑戦する風土を築くにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法のひとつが、
経営者自らが自分の失敗体験を堂々と語ることです。

何をしようとし、何が原因で失敗したのか?
失敗したときに何を考えたのか?
どのようにしてセカンドチャンスをゲットしたのか?
この経験からどのような学びを得たのか?
そこを丁寧に伝えることです。

例えば、浜松市に都田建設という会社があります。
全国から見学者が絶えない
新築年間100棟以上の地域No.1工務店です。

そんな都田建設は、来場者に
『1000人の家族が涙した5つの物語』を配ります。
同社が体験した実話を5つ紹介しているのです。

この中のひとつに以下のような物語があります。
それは現社長(当時担当者)が
着工中のお客様Tさんに呼び出され
「この家を燃やしてほしい」と、泣きながら言われた体験です。

この家を担当した大工は、
腕が良いと断言できるほどではない人でした。
が、都田建設のスタッフが目を配れば大丈夫、
と考えて任せていたのです。

しかし、途中段階で検査をすると
なされていたのはあまりにもひどい工事でした。
それを見たTさんから「これは一体、どういうことですか?」
「何かの間違いだと信じたい」と問い詰められました。
そして言われたのです。「この家を燃やしてほしい」と。

この言葉に現社長は打ちのめされました。
そして、『家づくりをする資格は自分にはない』と考え
この仕事を辞めようとまで考えたといいます。

しかし一方で、「なんとかして工事をやり直せないだろうか」
という想いも、現社長をはじめスタッフ達にはありました。
そこで『どうかやり直させてほしい』の想いを真正面から伝え、
もう一度本当の家づくりをさせてもらうお願いをしたのです、

Tさんは、同社にもう一度チャンスをくれました。
そしてすべての材料を取り換え、
全幅の信頼のおける棟梁によって工事を行いました。
そして完成した時、Tさんは言ったのです。
「信じてよかった。ありがとう」。

この経験から得た教訓を、小冊子では以下のように結んでいます。
「家づくりとは、建築に携わる全員、
それはスタッフも職人さんも、
ひとり一人が同じ想いで、誠実に取り組むことが基軸。
誰一人、想いが欠けてはだめなのです。

あの日誓った『本当に地元に根差したいい会社になろう』
『自分の仕事、培った自分の技術に
誇りを持っている人だけで家づくりをしよう』。
あのときから、私達の活動の大切な基礎となっています」。

このような物語を読むと、
お客様はこの会社なら丁寧に仕事をやってくれそうだ、
間違いがない、と安心し親近感を抱くことができます。
社員は「自分もちゃんとした仕事をやろう」、
トラブルが発生した時は真摯に向き合おうの
気持ちが強くなるでしょう。

人の真価は非常事態に直面した時に問われると言います。
自分たちの失敗体験をお客様や社員に公開することで
逆に都田建設の想いをかなえる家づくりへの
挑戦し続ける姿勢を伝えることができるのです。

部下が「やらず怖がり」になるのは、
「失敗しても、大丈夫」と伝えていないリーダーの責任です。
あなたの失敗体験は、部下育成の教材です。
そう信じて社員に伝えていきましょう。

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