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V字研メルマガ Vol.283「黒字と黒字体質はどう違う?」

2018年4月17日 / 14時27分

新しい期がスタートしましたね。
一方で3月末の決算が出る頃です。

全体で目標達成できたとしても、
部門別に見たら、
黒字の部門も赤字の部門もあるのが常です。

ある会社で赤字の部門の責任者が、
「自分の給料はいりません」と
会議で専務に訴えました。

固定費のうち、彼の人件費を0円にすれば、
その部門は黒字になるのです。

ところがそう言われた専務の答えは、
核心を突いたものでした。

「黒字と黒字体質は違うんだ。
黒字になればいい、ってもんじゃない。
あなたの役割は黒字化ではなく、
自部門を黒字体質にすることだ」

「黒字」と「黒字体質」の違い。
あなたはわかりますか?

「黒字」は単なる計算結果でしかありません。
収入から支出を引いた残りがプラスなら黒字です。
一方「黒字体質」は、
このプラスが常に出る状態を意味します。

市場競争に勝てる強い商品があって、
それをうまく世の中に伝えて
お客様を増やしていける方法があって、
受注した仕事をハイレベルなQCDで
処理することができ、
納品後もお客様との関係が維持できる。

こうした活動が仕組み化できていることが
黒字体質のハード面です。

もうひとつ、黒字体質に重要なソフト面があります。
それは、ここで働いているメンバーの意識です。

一度仕組みを作っても、
競争相手が真似をしてきて競争に勝てなくなったり、
設備の老朽化によってQCDが保てなくなったりして
同じ状態をずっと維持できるわけではありません。

そんなときにメンバー同士がミーティングして、
通用しなくなった今までのやり方を見直し、
時代遅れのものを止めたり捨てたりして、
新たなやり方を考え実践する。

それができたら、
どんなときも黒字になるはずです。
黒字を「出す」のではなく、
自然と黒字に「なる」のです。

「ハードの仕組み×ソフトの意識」が
黒字になる「黒字体質」の源です。

多くの企業や部門が取り組むV字回復は
赤字を黒字にするのではなく、
「赤字体質」を「黒字体質」に
変えることでないといけません。

そのために最も重要なことは、
そこにいるメンバーの成長です。
自分たちで試行錯誤しながら、
より強い黒字体質を築き上げていく。
これこそが、部門長の仕事です。

それがわかっていたら、
表面的な黒字化を追求した粉飾決算や
費用の付け替え、給与の未払い等は
この世から消えるでしょう。

あなたの会社には赤字の部門はありませんか?
もしあれば上記の専務のように、
「黒字にしろ!」ではなく
「黒字体質化」を求めてくださいね。

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