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V字研メルマガ vol.320「学生はスタバでのバイトで何を学ぶのか?」

2018年10月16日 / 16時42分

内定式帰りの学生を見ながらこんなことを思いました。
スタバでバイトしたことのある学生は、
面接でそのことを嬉々として話すといいます。
なぜなんでしょう?

そこで私が理念について考えてもらう研修で
やっていることを、
今日はあなたも一緒にやってみてください。

「スターバックス(以下スタバ)と
普通のカフェがあります。どちらの店に入りますか?」

ほぼ全員がスタバと答えます。
では、スタバの何がそんなに魅力的なのでしょう?

すると、受講生から以下のような意見が出ます。
客層、立地、カスタマイズ、建築、味
居住性、ブランド、接客力、サイドメニュー

これらの要素は、普通のカフェにもあります。
そこで、普通のカフェの各要素を1.0とした場合、
スタバは何点になるかを考えてもらいます。

同程度なら1.0、劣るなら0.9や0.8、
多少魅力的なら1.1点、
かなり魅力的なら1.2というように採点するのです。

研修に参加したあるグループは
以下のように採点しました。

客層=1.1 立地=1.0 カスタマイズ=1.1
建築=1.1 味=1.2 居住性=1.0
ブランド=1.2 接客力1.1 サイドメニュー1.0

次にこれらの要素を掛け合わせて
普通のカフェとスタバの魅力の総合点を算出します。

このとき、足し算ではなく掛け算とするのは、
サービス業は、接客や料理がとても優れていても、
レジでトラブルがあると
二度と来たくない店になってしまう。
何かひとつでも0点なら0点。だから掛け算なのです。

この点数を掛け算すると、
普通のカフェ1.0に対し、スタバは2.1となります。
少しずつ、それぞれの担当が魅力的なことをすることで、
スタバの魅力は普通のカフェの2倍以上にもなるのです。

それが可能なのは、それぞれの担当者が
同じ想いで仕事をしているからです。

その想いがスタバの「ミッション&バリュー」です。
ここには「何のためにスタバで働くのか」という
目的が記されています。
http://www.starbucks.co.jp/company/mission.html

これに全社員が共感しているから、
担当者がそれぞれの持ち場で1.0を1.1にも1.2にも
引き上げる創意工夫をするのです。

これが理念を共有している会社の強さです。
氷山の一角という言葉がありますが、
目に見えているスタバの魅力が表に出ている部分。
見えないところが、この「想い」です。

普通のカフェが
「コップにメッセージを書くといいらしいぞ」と
スタバのやり方を真似するよう指示しても、
会社は良くならないでしょう。

「他がこうしていたから、こうしなさい」と指示しても
現場にはやらされ感が残るだけ。

その背景にある想いに共感しない限り、
現場に「もっと良くしたい」「こう変えたい」という
創意工夫が生まれないからです。

スタバでバイトしたことのある学生が
面接でバイト経験を嬉々として話すのは
企業の想いに共感して皆と力を合わせて
何か作ることが楽しかった。
この会社でも、それができると感じているからでしょう。

普通のカフェがスタバ負けない会社にしたいのなら、
真似する前に自分たちの
ミッション&バリューをつくること。
そして自分たちらしさを固めることです。

人は、周囲に迎合するのではなく
自分らしさを大事にしている人が好きなのです。

らしさの根底にあるのは行動。
行動のベースは思考。会社の思考は経営理念。
その言語化から始めてみましょう。

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