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V字研メルマガ vol.332「もしもビジョンを笑われたら」

2019年1月30日 / 09時06分

あなたの会社のビジョンはどのようなものですか?

ビジョンを人に話すと笑われることがあります。
「そんなのできっこない」
「あなたには無理」
「分不相応だ」「ありえない」

いいですね。こういうの。
笑われるような夢なら誰もやりません。
だから、もしもやったら独断場。
そこはライバルのいない世界です。

だからビジョンは笑われた方がいい。
私の持論です。

先日、今年度80周年を迎えたクライアントが
自ら作った記念の品をプレゼントしてくれました。

それはアイスクリーム専用のアルミ製のスプーン。
アイスクリームがカチコチに固い時でも
指先の熱が伝わってちゃんと掬える優れものです!

いただいてとても感激しました。
というのも、同社は自動車のボディのプレスメーカー。
地域屈指の大型プレス機で鉄板を加工し、
わが国の輸送機産業を根底で支える技術を有しています。

その現場は、夏は暑く冬は寒く、
常に大きな音と振動がする油まみれの3K職場です。

その社長と高岡市にある?能作さんを見学したときのことです。
?能作さんは、100年続く仏具製造の鋳物メーカー。
その職場は鋳物特有の煤が舞う3Kでした。

ところが今から15年近く前に、
鋳物の技術をスズの加工に応用することに日本で初めて成功。
以後スズ製のオリジナル食器や花瓶の製造に進出し、
今では能作ブランドで世界的に有名な会社になりました。
この間社員数は10人から100人超へ飛躍しています。

その光景を見た社長が
「うちもいつか、B2Cの自社ブランドで
タカシマヤで売れるような商品を創りたい」
とつぶやいたのです。

自動車のボディのプレス会社がタカシマヤ…?
誰もがそんな馬鹿な…と思うミスマッチな夢です。

そのつぶやきを、私はこのスプーンを見て思い出しました。
私は当時、この夢を社長の思い付きだろうと思いました。
が、社長は本気だったのです。

いつもは鉄板をプレスする会社が、
はじめてアルミのプレスに挑みました。

まだまだコスト的に合わず商品化はできませんが、
「いつかはタカシマヤ」という
突拍子もない夢に向けて製品化はできました。

前回紹介したスノーピークの山井社長は、
B2Bメーカーも培った技術を生かして
自社ブランド品を作るべきだといいます。
それをすることで技術力を広く知らせることができるからです。
アルミの成形に挑んだ社長はまさにそれをやっているのです。

頂いたスプーンからは、「自分たちを変えていく」という
社長と現場の人の熱量が伝わってきます。
同社が最後に到達するのが銀のスプーンかどうかはわかりません。
が、同社の社員は「この先に、何かがあると、
今、1年前と違う自信を持っています。

ビジョンは他人がどうこういうものでなく
自分たちで描き、自分たちで挑み
自分自身で実現するもの。

今年は始まったばかりです。
あなたも何か一つ、カタチにしてみましょう!

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